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WEB拍手
御礼絵は2種です。
10/04/26 変更 ようこそ☆
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我が家にようやくスキャナーがやってきましたよ!!(ただしスキャナーのみ) 何でプリンターが一緒のやつじゃないのだ・・・いい加減欲しいよ・・・ぐすん でもスキャナーだけでも来てくれてめさ嬉しいですvv 今回のはスキャナーで取り込んだものなんですが、慣れないペンタブで描いたのとは違って 安定感があるような気がします。 やっぱり自分でペンで描くのが私には合ってるみたいです(笑) ハイテック大好きだvvv よし、今度からスキャナー使いまくろうっと☆ 美人な三成を描きたかったのですが、これはどうなんだろう・・・ 朱雀氷雨さまから超絶☆素敵小説をいただきました!!! 続きの方に置きますので皆様ご覧下さいませ!!! めちゃめちゃ萌えますよ!!! ********************** ここは佐和山城城下町 1人の美女が人込を掻き分けながら歩いていく。 正確には掻き分けてはおらずその美女を見た人が勝手に避けていくのだ。 「見たか?あの子」 「すげー上玉」 「あの亜麻色の髪なんて何で出来てるんだろうな…飴細工か?錦か?」 「あんな人が相手なら勝てないわ…」 「私もあんな風になりたいわぁ…」 人々が噂する声も届かず美女はたったたったと歩いていく。 その噂の元となっている女性はその長い髪を揺らしながら往来を1人歩いていく。 (まさか、こんなにも開放感があるとは…女装もやってみるものだ) そうその美女とは…何を隠そう、この佐和山一帯を豊臣秀吉から預けられている石田三成その人である。 元々の中性的な顔に化粧を施せば何処の美女だと見紛うばかりの美しさ。 勿論、三成は心も体も男である。女装趣味も無ければ、女のように美しいと褒められても色々な意味で屈辱である。 こう見えて心底は男らしい男である故、そのようなことを言った輩は闇に葬るか何かしてきている。 だが、自分でしてみてこれは…これで…と納得してしまった自分に少し腹が立つ。 なんと言うか…まさかここまで女装が似合うとは思わなかったのだ。 「…………ふぅ」 そのままの民の様子を見物するには十分なくらいの変装。 だがしかし、それ以上に目立ちすぎている。 「…落ち着かんな…」 元々目立つのだから仕方がないがこの様な視線に耐え切れるほど鈍感ではない。 幸村ならいざ知らず。 「…………」 「お嬢さん、よかったらお茶しませんか?」 「は?」 俺が後ろを振り向いた時、そこにいたのは…。 「こんな綺麗なお嬢さんに声かけない方が不躾だと思いましてね」 その男こそ、佐和山城城主の俺こと石田三成が筆頭家老、島左近ではないか。 「左近様だわ…いつ見ても男前やね~」 「うちの旦那も左近様くらい立派ならねぇ…」 「あら、冶部の少様もカッコいいと思うわ」 (それはどうも…というより何故左近がここに!) 「あ、あの…」 「自己紹介が遅れまして…俺は島左近、左近って呼んでくれるかい?お嬢さん」 「お、お嬢さんでは、なっ………あ、りませんわ…お、わ…私は……」 「失礼、何分名前を知らないもので…教えてくれませんかねぇ?お名前」 「…石……じゃなくて…み、みつ」 「みつさんですか」 「は、はい!」 誤魔化せたか。 しかし、勘のいい左近のことだ、ばれない様にしなくては。 絶対に笑われる。 というよりもこんなの屈辱以外のなにものでもない! 「………で、みつさん」 「はい!?」 「俺と一緒に歩きませんか?」 「はぁ…?」 「では、決定で」 「あ、あの……えーと…お、お仕事は?」 「いやね、うちの殿を探していたんですけど、もういいんです」 「えっ!」 まさか、ばれているのか? 石田三成=みつだと。 というよりももう少しまともな名前を考えられなかったのか、俺は。 「特に用事があったわけではないですし…今は綺麗なお嬢さんのお相手がしたいんですよ」 「は、はぁ……」 こいつ、俺と言うものがありながら女にまで声を掛けるのか!この浮気もの!! 「で、どちらへ行きます?綺麗な簪のお店ですか?それとも美味しい甘味のお店ですかい?」「…………………ど、どちらでも…」 やはり左近は左近なのだ。 仕官させようとした時にいたのも遊郭だった。 それにかつてお市様が仰っておられたではないか『島の左近は女好き』だと! それを思い出すと心の奥底で少しだけいらっとした。 違う。 今の俺は“石田三成”じゃない。 ただの街娘の“みつ”なのだから…始めてあった男に向かって怒ってはいけない。 そう心で何度目か分からない呟きを繰り返して俺は左近を見た。 「じゃあ、装飾具の店へ」 「あ!ちょっ…」 急に手を引かれ転びそうになりながら左近についていく。 想いも心も通じ合った俺達だがこのように手を繋いで外に出たことは無かった。 それどころか左近が先を歩くことも無い。 俺はいつだって俺の好きなところへ行って…左近は俺の後ろから付いてくるだけだ。 いつもと違う感じに俺は心を乱される。 「さ、左近…」 「みつさんどうしました?」 「あ、足が…もつれる…」 「あ、あぁ…すみません、けどもう着きましたよ」 「え?」 目の前にあるのは小さな装飾品の店だった。 「いらっしゃいませ、島様」 「おやっさん、そこの紫苑の紐見せてくれないか?」 「へぇ」 「あ、あの…」 「記念に贈らせてくださいよん、出会った記念に」 「だが…」 左近は俺の髪にその紐を当て嬉しそうに笑う。 「薄紅も似合いますけど…紫苑も似合いますね…綺麗ですよ」 「な!?」 「その琥珀の瞳が綺麗ですよ」 「~~~~~~~~~~~!」 今の俺はきっと真っ赤だ。 左近には絶対に叶わないんだ。 だからだからだから………っ。 「いらない!」 「気に入りませんか?」 「も、貰う義理がない!だから…その…」 「そんなこと言わないでくださいよ」 「だが……」 居たたまれない。 こんなことならこんな格好で出歩くんじゃなかった。 「………送っていきますよ、みつさん」 「え?」 「もう遅いですから」 いつの間にこんなに遅くなっていたんだろう。 あんなに高かった太陽がもう山の影に消えそうだ。 「いつの間に薄暗く…………」 「みつさん?」 実はというと楽しかった。 いつもと違う自分。 いつもと違う景色。 そして左近とでかける時間。 終わりたくないな。 「……」 帰りたくない。 「さて、姫君をお送りするのも家臣の役目ですよ」 左近の馬に乗せられた俺はようやくそこで正気に戻った。 「え!?あ、1人で帰れる!」 「いやいや、こんなお嬢さんを1人帰らせては男じゃないですよん」 まだ、気付かないのか? けど、俺と言う存在がありながら…こうやって今まで女に声を掛けてきたのか。 なんか、嫌な気分。 自分の中の嫌な部分が体のナカで静かに蠢く。 「……みつさん」 「…………………」 何を話せばいいか分からない。 俺は何がしたかったのだ。 俺が思案に耽ってると左近のとんでもない声が頭から降ってきた。 「…どうせ帰るところは同じなんですから、一緒に帰りましょう」 「え……まさか……」 「手を貸してくださいよ、殿」 そっと背中に回される手。 ああ、この手だ。 俺だけに向けられるこの手。 「いつから、気付いていた」 「声を掛けたときからですよん、いやぁ…可愛かったですよ、みつさん」 「楽しんでいたのか!面白がってたのか!!」 「いえいえ…俺だってたまには貴方と逢瀬がしたかったんですよ、どうどうと手を繋いでね」 「阿呆が…」 いらん嫉妬をして損をした。 いらない恥もかいた。 これもみんな左近のせいだ。 左近なんか嫌いだ。 嫌い。 嫌い。 嫌い。 「またこんな風に一緒に歩いてくださいよ」 「断る!」 俺も楽しかったから。 やってやらんこともないけどな。 「そうだ、これ受け取ってもらえますか?」 「これ、さっきの…」 「それなら扇につけても刀につけても邪魔にはならないでしょ?」 「………馬鹿だな…こんなものの為に禄を使って…」 そんな左近が好き。 好き。 大好き。 愛してる。 「また一緒にでかけましょうね」 「ああ…そうだな…」 紫苑の組み紐を握り締め俺は揺れる馬の背の上で静かに目を閉じた。 END *************************** はいっ!いかがだったでしょうかっ!!!萌えましたでしょ!!?(笑) 相互リンク記念ということで戴きましたvvv しかもリクまで聞いて下さったので調子に乗って 『サコミツで三成が女装しておでかけ』 とお願いしましたところこんな素敵な形で・・・っ!!!/// 計算してないぞっ!!!(笑) 氷雨さま本当にありがとうございました!!! お礼のほうはたっぷりと身体で支払わ これからも仲良くしてやってくださいねvvv 朱雀氷雨さまの素敵サイトはこちらからどうぞ☆ PR
COMMENTS
氷雨さまの小説、読ませていただきました!!
みつさんかわいい~! ぐいぐいリードしてく左近にも萌えました!! みっつん、左婚しちゃえvv(笑) ニコニコ動画「義とりお」も見ました。家のPCで! かわいすぎて悶え萌…vv腰ふりふりがたまりません…!! 何度も再生してしまいましたvv from 萌木栄花 栄花さま、こんばんわ!
氷雨さまの小説読まれたんですか!みつがめちゃ可愛いですよね/// 私の萌えツボをこれ以上ないほど点いてくれましたよ・・・。 そうだそうだ、左婚しちゃえ~っ!!!(笑) 『義トリオのじかん』可愛すぎですよね/// 腰ふりがたまらぬ・・・/// 連続再生では飽き足らずPSPに落としました。 毎日見てから眠りの世界へ旅立ってますよ。良い夢が見れそうな気が・・・(笑) 一万打いきました・・・!!! ほんとビックリですがそれ以上に嬉しいです/// ありがとうございます!!! from MASTER 2008.05.10 Sat 02:58
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